また凄い超高層ビルができるようなので紹介

国際的な建築データをまとめる団体などの報告によれば、2025年に世界で完成した高さ200m以上の超高層ビルは約141棟に達し、これで12年連続で年間100棟以上が完成したそうです。
これにより、世界の超高層ビルの数は合計2583棟になり、これは2017年以降、倍増した数値。そしてこれらの建物は52カ国222都市に分布しています。
現在世界最高の高さを誇るのは、アラブ首長国連邦のドバイにあるブルジュハリファ。全高は829.8m(2,722フィート)で、アンテナを除き242.6mの尖塔を含む高さは828m(2,717フィート)。
しかし現在その高さをはるかに超える超超高層ビルが建築されているのをご存じだろうか(笑)

✔JECタワー
それがサウジアラビアの都市ジェッダ(Jeddah)、紅海沿いの広大な開発エリアに建設中の Jeddah Tower(通称:JECタワー)
完成すれば 世界で最も高い建築物 となることを目指す超大規模プロジェクトです。
完成時の公式高さは 約3,281フィート(約1,000m超) とされ、これは現在の世界一の高さを誇る ブルジュ・ハリファ(828m) よりも 約560フィート(約170m以上)高い超超超超高層ビル💦
まさに 空を切り裂くような超高層ビル となることが計画されています。
このタワーは2013年に建設が開始されたものの、2018年に一時中断していました。
建設停止の背景にはサプライヤー側の問題やCOVID-19の影響がありましたが、大幅な再調整を経て 2023年以降工事が再開。昨年末には80階を超え現在の予定では2028年に完成予定とのこと
✔設計・構造 ― 技術とデザイン
設計は、かつてブルジュ・ハリファを設計したことで知られる建築事務所 Adrian Smith + Gordon Gill Architecture が担当
高さ1km超えという未知領域の建築には、風圧対策やエレベーター技術、巨大構造物の資材供給など、通常の高層建築とは比較にならないため、様々な世界最高そして最新の技術が組み込まれることが予想されています。
これは都市の再活性化・経済多角化を図る「サウジ・ビジョン2030」の一翼でもあります。石油依存から脱却し、新しい経済基盤を築く象徴的プロジェクトとして国内外を問わず注目を集めています。
✔まとめ
いまも空高く成長を続ける JECタワー は、単なるビル以上の意味を持っています。
先ほども述べた「サウジ・ビジョン2030」
2016年に当時副皇太子だった Mohammed bin Salman(ムハンマド・ビン・サルマン皇太子) が発表しました。
石油に頼らない・・JECタワーは単なる超高層ビルではなく、「サウジは未来型国家に生まれ変わる」
という象徴的プロジェクトです。
世界一の高さを目指すこと自体が、
「経済力・技術力・国家の野心」を可視化するメッセージでもあります。
「世界で最も高い建築物」の座をかけた挑戦──そして 都市と国家が未来を描く壮大なプロジェクト なのです。