オフィスの新たなトレンド? 名古屋にイオンモールとオフィスの複合型商業施設プロジェクト
コロナ変異種拡大中!
なかなか収まりませんね・・そんな状況の中でも企業は事業を拡大し、生き残っていかなければいけません。
働き方改革も進んで、自社オフィスに出勤しない、テレワークや在宅勤務がトレンドになりつつあります。
そんなトレンドをビジネスチャンスととらえる企業も出てきていますね。
今日はそんなお話です。
イオンモールの事業拡大プロジェクト
コロナ第4波の襲来からビジネスマンを救うプロジェクトが今名古屋でひそかに進行中なのをご存じでしょうか・・
その名も『BIZrium(ビズリウム)』 イオンモールが「働く」を意味する「BIZ」と心地よい空間を想起させる「rium」が
溶け合う新しいライフスタイルオフィス理念を表現したオフィス複合型商業施設で名古屋第一号店となる、
イオンモール則武新町店(仮称)(ノリタケの森プロジェクト)を計画しています。←詳細はクリック
(出典:イオンモール公式サイトより)
所在地 | : | 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目 |
敷地面積 | : | 約 57,000m² |
延床面積 | : | 約140,000m² |
総賃貸面積 | : | 約 37,000m²(商業施設)、約22,000m²(オフィス) |
建物構造 | : | 鉄骨造6階建て(立体駐車場7階建て) |
駐車台数 | : | 約 2,100台 |
開店予定日 | : | 2021年 秋 |
(出典:イオンモール公式サイトより)
1階から3階が商業施設で、4階から6階がオフィスです。
働きながら、買い物もできるし、食事もできるし、テレワークが浸透してきている世の中の流れを体現していますね。
医療設備を取り揃えた「健診センター」や託児所、スポーツジムも完備され、出勤から帰宅までの1日を効率よく過ごせる場所にしようとの試みだそうです。
首都圏のオフィス複合型商業施設
今回はイオンモールでの初の試みということですが、オフィス複合型施設自体は、近年オフィスの新しいトレンドとして注目されています。
首都圏では多くのオフィス複合型商業施設がどんどん建設されています。
都内最大級の総合ブックセンター「丸善 丸の内本店」のほか、多彩なレストラン等を配置。アトリウム空間「○○広場(おおひろば)」では芸術文化の交流を実施。
2020年6月にオープンした地上36階建ての超高層超高層複合タワー。
ファッションとコンビニエンスストアを融合した『アーバン・ファミマ』が目玉。 利用者数が減少する夕方にはイートインスペースをマッチングイベントなどで活用することで新たな出会いの場を提供
「イースト」(EAST=東)と「ウェスト」(WEST=西)の2棟のビルで構成される。
渋谷駅と直結しており商業施設、ホテル、オフィス、バスターミナルなどの多くの機能を有する2000年度グッドデザイン賞受賞の複合型商業施設
今後開業予定のオフィス複合型商業施設
2021年夏以降開業予定の大型複合型商業施設はこんな感じです。
・新中日ビル (オープン予定:2024年春)
低層階は商業施設、中層階はオフィス、高層階は250室のホテルが入居する高層複合型施設
・イオンモール ホアンマイ(Hoang Mai)(ベトナム)(オープン予定:ハノイ市内で2022年度(23年2月期)下期)
約200店舗がテナントと約3000台の駐車場を備えた、イオンベトナムの第7号店。
地上10階建ての建物の上層階をオフィススペースにするイオン海外店舗初のオフィス複合型
・横浜ゲートタワー(オープン予定:2021年夏)
横浜市西区みなとみらい21中央地区58街区、新高島駅の南西に商業施設、飲食店街、最先端プラネタリウムなどを備えた大型複合オフィスビル
まとめ
商業施設と複合するオフィスの、従来の閉鎖的空間から解放された近代的な新しい働き方がトレンドとして広がりつつあります。
各企業にとって、土地の再活用・再開発で多様化するニーズに応えることができるかが、生存競争のカギとなりそうです。