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今年もAIの進化は止まらない! 新年あけましておめでとうございます。

 

皆様あけましておめでとうございます。本年もなにとぞ宜しくお願い致します。

カンダ住建は年末から例年にない忙しさに見舞われ、年明けもまだまだこの忙しさが続きそうです。

 

さて、昨年世の中ではChat GPT をはじめとするAI市場が加速度的に進化しました。

今年も同様にAIの進化は止まりそうにありません。 我々の業界にも良くも悪くも高度科学技術の影響はあるでしょうね。

 

今回はそんなAIの技術を利用して、ある物の識別を可能にしたお話です。

 


 

✔自動テクスチャ識別AI かべぴた

 

 

 

昨年末、内装工事や建材の販売などを手掛けるコマツは、同志社大学理工学部と共同で、施工済みの壁紙のメーカーや品番を識別するAIアプリ「かべぴた」を開発ししました。

 

このアプリ「かべぴた」はスマートフォンで壁紙を撮影するだけで、人の目では特定が難しいシンプルな量産壁紙の品番などの情報を、壁紙メーカー6社の量産カタログにある約600品番の中からAIが画像から識別するそうです。

現在我々がよく使っている似たようなサービスはGoogle レンズ等の判別ソフトで、色や形、背景などの様々な要素から、総合的に分析して判別しています。

一方、この「自動テクスチャ識別AI」は、テクスチャ、つまり、素材の部分的な特徴だけで、製品のメーカーや品番を特定することが可能とのこと。

 


✔建設建築業界のDX化の一助に

 

 

コロナ禍以降特に叫ばれるようになってきた「DX:デジタルトランスフォーメーション」

つまりデータとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立することで、他社より稼げる仕組みを作ること。

 

建築業の就業率は減少傾向です。インテリア事業を選ぶ若者は他建設業に比べて多い半面、思った以上に非効率的な作業が多く、短い期間で業界を離職する人が後を絶ちません。

今回の壁紙を認識するアプリを開発するに至った原因もその一つです、

客からの要望でたった一つの不明な材料の品番を識別するのに、重い大きな実物カタログを何冊も持参し、近しい品番を割り出す作業が行われ、2、3時間かかることもしばしば、現場までの移動時間をふまえて丸一日を費やす。そんな作業が大量にあるのです。

 

今回リリースする「かべぴた」は、ビッグデータによる学習モデルと参照し、数秒で最も可能性の高い品番を表示してくれます。

 

✔今後は

 

かべぴたは現在ベータ版のみですが、1月末に一般にリリースする予定だそうです。

今後この技術を応用し、石材や木材などの素材の識別のほか、コンクリートなどの経年劣化推定や、農業・バイオ分野での活用も考えられるといわれています。

AIはつねに新しい情報を取集し、学習し、われわれに最適な答えを与えてくれる。

この素晴らしい技術をうまく使いこなして、様々な課題を克服していけるといいですね。

 

では今日はこの辺で。