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工場の暑さ対策考え中

 

あっという間に春も過ぎ去って早くも暑い夏がやってきそうな雰囲気。。。

 

弊社の本社工場は冷房が完備されて涼しいのですが、愛西工場は従来からのテント倉庫ということで、暑さが薄いテント生地を貫通し、内部は表現しがたい暑さに。

去年にガス方式の冷房を入れてから少しは涼しくなったものの冷房の吹き出し口から離れた場所では変わらずの酷暑

 

そのため今年はテント倉庫全体を涼しくする方法を考えています。

 


 

✔室内の快適さの条件

 

室内を快適に保つための条件は、「温度と湿度」のバランスで、温度が高すぎても低すぎてもいけませんし、湿度も居心地を左右するのは皆さんもご存じの通り。

そこへプラスして、人体そのものの活動量と服装が重要になってきます。

 

環境省では、室温を「17℃以上28℃以下」にするように推奨しており、湿度は40〜70%に保つように建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令という法律に明記されています。

 

弊社では、数年前に空調服を支給してもらい、人体の服装という点においての快適さは改善されました。残すは室内そのものの改善をしなくては・・ということで今年は工場内をいかに涼しくするかという点を考えています。

 


 

✔遮熱と断熱

 

一番重要なこととしては外気温を室内に持ち込まないことです。

一般的にその方法としては遮熱と断熱が知られています。

この二つの主な違いはというと・・

断熱材・・・熱の伝わりを遅くする材料
遮熱材・・・熱(輻射熱)を反射する材料

 

断熱材は空気を多く含んだ素材で、この空気の層が多ければ多いほど熱の伝わりが遅くなります。つまり、空気の層の厚みが重要でこの厚さが増すごとに断熱材としての性能がアップします。

 

遮熱材は金属膜のアルミ箔をシート状に加工したもので、熱(輻射熱)を反射する働きにより熱の伝わりを抑えます。熱の反射に優れたアルミ箔を使用し、アルミの純度が高いほど反射性能が高まります。

 

夏の暑さは太陽の「輻射熱」が住宅の屋根や外壁を温め、それらの熱が気温を上昇させることによって作られます。工場などの大きな空間では太陽の熱である「輻射熱」を防ぐことができる遮熱材を利用し熱自体の侵入を防ぐことがエアコンをハイパワーで稼働させる必要もなく効率的だそうです。

 

ある実験では断熱材だけでは熱全体の25%しか止めることができず、遮熱材では熱全体の75%を止めることができたとの事。

 


 

✔涼しくなればなんでもいいや

 

結論です。笑

本当に四の五の言っていられないほど暑すぎるので、兎にも角にも涼しくなれば自分的には何でもいいです。 はい。

 

もちろんこれから何年にも渡って働いていく場所なので、毎年変わらず涼しい夏環境を作っていただけるならそれに越したことはないので。

 

まぁ調べてみるといろいろな方法、対策がありますが、なにが一番いいのか。。。

とりあえず今年も無事に夏を乗り切れることを祈っています。