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木材保護塗料のトップは16年連続…

 

屋外の木材への塗装は、一般的に木材保護塗料と呼ばれています。
木材保護塗料」とは、一般的な塗料が保有する性能に加えて、防腐・防カビ・防虫などに効果を発揮する特殊な成分が 含まれている塗料のことです。

毎年、1級建築士を対象に「採用したい」建材・設備のメーカーやブランドを独自に調査した「採用したい建材・設備メーカーランキングというものがあります。

そのなかで「木材保護塗料」のランキングも発表されています。

一位はキシラデコール(大阪ガスケミカル)

二位はオスモカラー(オスモ&エーデル)

 

 

 

 

 

 

キシラデコールを採用したい人の6割以上が、「機能性」と「耐久性」を評価し、採用経験があり、今後も採用したい」と回答した人は63%です。2位のオスモカラーは同61%で、2大ブランドが3位以下を大きく引き離しているのがわかりますね。

ちなみにキシラデコールは16年連続一位を獲得しているほど、その信頼性はとても評価されています。

キシラデコールは、防腐・防カビ・防虫木材保護塗料として日本初。一般の住宅はもちろん、熊本城の天守閣や、国立競技場、国宝、重要文化財、公共建築物など、あらゆる種類の建築物に活用されています。

発祥としては1971年にドイツのデソワグ社(現社名アクゾノーベル社)と武田薬品工業が技術提携して輸入販売を始めました。その後、2005年に武田薬品工業から大阪ガスに事業が譲渡され、現在に至ります。

 


 

✔「木ビル」の時代到来

SDGs・カーボンニュートラルへの世界的な動きが活発になる中、木造はサスティナブルな建材として改めて注目されています

昨今木材を使用した建築物が、東京の中心部や臨海部で続々と誕生し、国立競技場(東京都新宿区)では、大屋根のトラスを国産のカラマツやスギで、外周の軒裏を国産のスギで構成しています。晴海5丁目西地区(東京都中央区)の再開発区域では、「ビレッジプラザ」と呼ばれる交流施設を、国産材を用いた木造の仮設建築物として建設します。

東京木材問屋協同組合が東京都江東区に建設した木材会館

外装にも木材を利用した木材会館

 

木材を外装材や内装材として用いた場合、時間の経過とともに変化が生じます。

外装材に使用した場合、さまざまな天候や環境にさらされます。それが、木材に好ましくない変化を引き起こします。木材の大敵は、紫外線、菌、虫の3つであり、それらから木材を守るために用いる塗料が、木材保護塗料なのです。
「木のビル」の時代には、木材を建築部材としてうまく使いこなすことはもちろん、木材を用いた建築物をできるだけ長持ちさせることも求められます。それには、木材保護塗料をうまく使いこなすことが欠かせません

 

今後ますます木造建築物が増えるといわれているので、それにともない木材保護塗料の重要度もますます増していくものと思われます。