3Dプリンター住宅がさらに進化していた
このブログでも何度か話題に出している3Dプリンター住宅ですが、今回なんと!
水回りも完備された2人居住できるニュータイプが作られたということで、しかもそれが驚きの価格で誰でも高額ローンなしでマイホームが買える時代がやってくるにおいがプンプンしますね
では見ていきたいと思います。
✔serendix50
(公式サイトより)
今回の3Dプリンター住宅も、以前紹介した建築スタートアップ企業のセレンディクス(兵庫県西宮市)さんが作ったもの。建設にかかった時間は44時間30分だったそうです。
前回第一号となった日本初の3Dプリンター住宅 serendix 10を23時間で完成させ、2022年10月に初めて6棟を売り出し即完売。
それを今回は広さ50m2の平屋造りで間取りは1LDK。
そして第一号にはなかったバス・トイレといった水回りを備えている点が大きい違い。約4mという高さを生かし、高い天井のある室内を実現し、建築基準法に準拠し、耐火性、耐水性、断熱性も担保しているそうです。
今後安全性試験を実施した後、限定6棟の先行販売を行う予定との事。お値段は550万円なり!
✔まとめ
セレンディクスのCOO飯田さんは「約40年前に自動車産業がロボットを使って効率化を始めたように、3Dプリンター住宅は住宅産業の完全ロボット化の始まりになる」と指摘。
住宅の低コスト化を図ることで平均完済年齢が73歳という30年住宅ローンや、日本人の40%が一生家を持てない現状を打破したいと意気込んでいらっしゃるそうです。
さらなる技術革新や量産化が進めば価格もさらに下がってくると思いますし、自分だけのオンリーワンの住居が安く手に入る時代はもうすぐそこまで来ているのかもしれません。