住友林業がアツい、今度は木造人工衛星を飛ばす?
2021年あけましておめでとうございます
今年一発目のブログは新年にふさわしい壮大なプロジェクトをスタートする住友林業をテーマに
[目次]
・住友林業とは
住友グループの一つ、林業・木材建材・住宅事業・不動産事業などの事業を展開している。
林業では日本の国土の900分の1(46,444ha)に達する山林を保有して国内有数の土地所有者である。
国内首位の売上高をほこる木造注文住宅事業は有名。
昨年の木造超高層ビルのブログでも紹介しました住友林業
新しいプロジェクトを次々と開始しています。
・宇宙木材プロジェクト
昨年末、住友林業の公式サイトにてニュースリリースがあり、なんと2023年に木造人工衛星の打ち上げを予定しているとのこと
もう一度いいます。 『木造人工衛星』です。
(住友林業WEBサイトより抜粋)
京都大学と住友林業は『宇宙木材プロジェクト』と称する共同研究契約を締結し、
2023年に木造人工衛星の打ち上げ、そして2024年3月まで宇宙環境下での木材物性評価や樹木育成研究が行われるそうです。
研究の主な内容は以下のとおりです。
・宇宙環境における木材の物性に関する研究
・宇宙環境における樹木の育成に関する研究
・宇宙ステーション等の極限環境におけるストレス低減に及ぼす木の効果研究
これらの研究により木造建築向け超高耐候性木質建材の開発や地球環境下での木造建築・木材利用推進、
高い専門性を持つ次世代人材の育成と、潜在的な宇宙での木材利用の可能性が拡大していくと考えられています。
運用終了後の木造人工衛星は大気圏突入の際に完全に燃え尽きるので、大気環境等の汚染源となる物質が発生しない、環境に優しい人工衛星の開発につながると見られています。
・まとめ
壮大すぎるプロジェクトでいまいちピンと来ないとも思いますが、
将来的には木造宇宙ロケットなんて出てくるかもしれませんね。月や火星に木造建築物を建設したり、新種の木材が開発されたりするかもしれません。もう想像がぶっ飛びすぎてよくわかりません。💦
引き続き注目していきたいと思います。