建築好きにはたまらない！ドバイ万博のパビリオンは一見の価値あり！
2021年10月1日、約一年の延期を経てついに始まったドバイ国際博覧会 『ドバイ万博』
観光や金融、物流の拠点として急速に経済が発展するアラブ首長国連邦のひとつドバイでの国際博覧会は、中東およびアフリカ地域では登録博として初めての開催となります。
テーマは ‟心をつなげて未来を作る” 🚀
そんな未来感を前面に押し出した各国のパビリオンは必見。この業界で働いていれば誰でも興味を惹かれることは間違いなし。
ということで、今回はドバイ万博の各国パビリオンとわれらが日本館の中身を少し紹介します。
✔ドバイ万博
開催期間は2021年10月1日〜2022年3月31日（182日間）
Expo 2020 Dubai I Opening Ceremony ←要チェック
会場はドバイ南部の振興開発地区に設置。
ドバイはコロナワクチンの接種を１回以上受けた人の割合は9割を超えており、世界トップレベルの水準を誇ります。
感染予防対策もぬかりなく行われていますが、万博の事務局は18歳以上の入場者にワクチンの接種証明書か、72時間以内に受けたＰＣＲ検査の陰性証明書の提示を義務付けることを突然発表するなど、混乱も予想されます。入場チケットの保有者は会場に隣接した施設で無償のＰＣＲ検査を受けられるそうです。
このドバイ万博には約190カ国の出展が催され、「機会」「モビリティ」「持続可能性」の3つのゾーンで構成されています。
✔各国パビリオン
・UAE
開幕式典が開催される巨大ドーム「アル・ワスル・プラザ」とサステナビリティパビリオン、UAEパビリオン
なんかインデペンデンスディの宇宙船と見まごうかのような非現実的な世界観が広がります👰
そしてスペイン人の建築家Santiago Calatravaが空を飛ぶハヤブサからインスピレーションを受けて設計したというUAEパビリオンは、
屋根構造が28枚の「翼」により構成され可動範囲は110〜125度の範囲で3分以内に開くことができるそうです。
UAE館では同首長国の文化を象徴し、歴史を説明する一連の展示、また同国の歴代指導者と彼らが見据えたビジョンのストーリーを特色としており、歴史的、文化的な安定と平和の象徴でもある「アル・ガフ」のと呼ばれる干ばつに強いUAEの国樹並木を通り過ぎて館に入ると、同国の砂漠の風景を模した、隅の部分が砂で覆われたフロアを特徴とする部屋からツアーが始まります。
そこにはレーザープロジェクターによってUAE建国の父・故シェイク・ザーイド・ビン・スルターン・アール・ナヒヤーン氏の姿が映し出されています。
・サウジアラビア
サウジアラビア パビリオン紹介 ←紹介Movie
13,000平方メートルにわたるサウジアラビア王国のパビリオンでは、人々、ビジネスチャンス、自然、遺産という4つの柱が体験できます。
そしてドバイ万博のサウジアラビアパビリオンは、米国グリーンビルディング協会（USGBC）のLEEDプラチナ認証を取得し、世界で最もサステナブルなデザインの一つに選ばれました。
このパビリオンは以下の3つのギネス世界記録も獲得するなど、建築物としてとても興味あるものに仕上がっています。
・32メートル以上の最長のインタラクティブ型最先端ウォーターカーテン
・1,302.5 平方メートルの最大のLEDミラースクリーンディスプレイ
・約8,000個のLEDライトを使用した最大のインタラクティブ型照明フロア
・イギリス
イギリス パビリオン紹介 ←紹介Movie
同国の舞台デザイナーでアーティストのエス・デブリン氏（Es Devlin）が担当しました。
同館はイギリスの人工知能と宇宙分野における専門知識を披露する場にしたいと考えました。
そこでアイデアをスティーヴン・ホーキンス(Stephen Hawking)博士の最後のプロジェクト「ブレークスルー・メッセージ（Breakthrough Message」から得ることで、私たちがいつの日か遭遇するはずの地球外生命体に、私たちの存在を伝えるメッセージを考える場所にしたいそうです。
いくつものスクリーンが外に設置され、より大きな詩的なメッセージをうつしだす設計になっています。 まさに宇宙船といった感じです。
・アゼルバイジャン
アゼルバイジャン パビリオン紹介 ←紹介Movie
「未来への種」をテーマに未来に投資することによってのみ、人々は持続可能な明日を確保することができるとしています。
葉の形をした屋根は、無限のエネルギープロセスを象徴し、すべての葉は太陽のエネルギーを生命力に変えるべくすべて太陽光発電設備が搭載されています。
そのほかにも自然換気、雨水収穫技術、高温を冷却するエアクッションルーフ、1,300平方メートルの庭園と歩道が設置されています。
✔われらが日本館
われらが日本のパビリオンも魅力あるものに仕上がっています。
建築設計は永山祐子さん！
そうです以前のブログでもご紹介しました。今飛ぶ鳥を落とす勢いと言ってもいい女性設計士さんです。
設計のテーマは中東と日本の“文化的”な繋がり、“技術的”な繋がりからイメージし、文化的なつながりとして伝統的なアラベスクと日本の麻の葉文様を組み合わせたファサード・デザインが目を引きます。
技術的なつながりでは、昔から中東で活かされている水技術を取り入れ、水の気化熱を利用し環境装置としたサステイナブルな建築がなされています。
「Where ideas meet アイディアの出会い」が日本のテーマ
日本の様々なコンテンツを最新のテクノロジーで魅せる展示空間として構成。来場者は各ゾーンを進みながら、「多様な出会いを大切にすることで、新しいアイディアが生まれ、交流し、未来がよりよい方向に変わりゆくこと」を体感します。
ドバイ万博日本館ではPRアンバサダーに以下の方々を任命しています。 何気に筆頭が嘉門達夫！！ なんで！？🤣🤣🤣
・嘉門タツオ様（シンガーソングライター）
・関ジャニ∞様（歌手、タレント）
・山崎直子様（宇宙飛行士）
・若月佑美様（女優）
・東海大学付属高輪台高等学校UAE留学生
・ガンダム（アニメ「機動戦士ガンダム」キャラクター）
・ポケットモンスター
現在、新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、会場でのリアルな参加のみならず世界のどこからでも日本館のことを知り、参加できる万博パビリオンの新しい体験スタイルとして2つの特設公式サイトが運営されていますので、ぜひご覧になってください。
・循環 ・・・コンセプト： Share Your Voice, Make Our Future. 世界中の人々が直面する“課題”や、その解決に向けた“アイディア”を、メッセージとして共有するオンライン・プラットフォームです。
文化を世界に広めるなら食も一緒に広めちゃえ！ということで、回転ずしチェーン店も中東に初上陸しました。
その名も「スシロー！！」 どさくさに紛れて公式サイトも開設しちゃった！
ドバイ万博日本館レストラン スシロードバイ万博店 ←要チェック
✔まとめ
190か国が参加したドバイ万博、全部のパビリオンを紹介するには数が多すぎまして紹介しきれません😅
知りたい方はぜひ現地へLets Go！！ チケットはここから！！
そしてそして、次回の世界博覧会はなんと！
2025年日本で開催される「大阪・関西万博」！！ テーマはずばり！！『いのち輝く未来社会のデザイン』
なんだ！？ このロゴ！？ はっきり言ってイ・ミ・フ！！🤪
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開催期間：2025年4月13日〜10月13日
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開催場所：大阪 夢洲（ゆめしま）
それでは皆様4年後に大阪でおあいしましょう！！ 👋👋