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日本のウッドショックは継続中 ~7月末時点の木材動向~

 

オリンピックも無事終わりまして、甲子園の季節へと入ってきました。

この疲れ切った世の中を球児たちのひたむきな姿で明るくしてほしいものです。

 

とはいえコロナ変異株 デルタ株の感染拡大によって、世界中で感染者が増大しています。

その関係で世の中の経済においては需給バランスが崩れ、ボトルネックにより我々の使用する木材や合板などの材料も値上がりが続いています。

7月の木材動向はどうだったのか見てみましょう

 


価格高騰でウッドショック!! 木材価格と需給動向

米国の活発な住宅着工に伴う木材相場高「ウッドショック」の影響が、7月現在も日本の住宅用木材の流通価格に波及。

集成材の原料に使う欧州産ラミナの梁向けの対日価格が、21年7~9月期は前四半期比約82%高く、

カナダ産製材品の7~9月期の対日価格も3四半期連続で最高値を更新し、欧州から米国への木材供給が増え、日本で原料の不足感が強まっています。

 

このラミナ高を受け、銘建工業(岡山県真庭市)は集成平角を6月出荷分から再値上げされました。

銘建工業ではこのラミナ不足で4月に始めた減産が今も続いている状況です。

高値のラミナが入港する8月以降はさらに値上げすると考えられています。

米松丸太も輸入価格上昇により、中国木材(広島県呉市)が6月に21年になって4度目の松製材品の値上げを実施。

基礎工事などに使う型枠用合板の東南アジア産の国内価格は7月に約14年半ぶりの高値をつけています。

 

7月末時点の価格動向は以下の通り


まだまだ材料の高騰は続く模様です。

8月ももうすぐ半ば、お盆休みを挟んでまだまだ暑い日が続きますが、皆様頑張っていきましょう!