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日本初!いや世界初?仙台に登場した純木造高層ビル

 

全国の木造建築ファンの皆様こんにちは

今まで色々な木造建築を紹介してきましたが、今回もすごいです。

なにがすごいかというと、『純木造の高層ビル』です。 前と同じじゃんって? 違うんですよこれが。

では、解説していきます。


(出典:株式会社シェルター WEBサイトより)

今回の物件はこちらです。

工事名称:髙惣木工ビル新築工事
主要用途:1・2階 テナント、3~6階 オフィス、7階 事務所・住宅
建築主:髙惣合同会社
設計・施工:株式会社シェルター
敷地面積:  245.58㎡
建築面積:  188.83㎡
延べ面積:1,131.25㎡
高さ:地上7階建て、最高高さ 27.38m
建設地:宮城県仙台市宮城野区榴岡2丁目5番5号
地域区分:商業地域、準防火地域
構造:木造(鉄骨造・鉄筋コンクリート造等との混構造ではない純木造)
工期:2020年5月~2021年2月

(株式会社シェルターWEBサイトより抜粋)


これの何がすごいかって・・

主構造に鉄骨や鉄筋コンクリートを使用していない木造のみで建てられた高層ビルだということ。

今までブログでも紹介してきた木造の高層ビルですが、基本は鉄骨や鉄筋コンクリートと木造のいわばハイブリッド建築でした。

木造超高層ビルは可能か? 国内建設業界の挑戦

それが、この髙惣木工ビルは地盤はさておき、ビルの構造体はすべて鉄骨、コンクリートを使わない木材オンリー。それを金物などで補強連結しているわけです。

 

このビルの特徴としては挙げられるのが・・

・構造用集成材を用いなかった

・国産針葉樹の製材を利用

・1辺15cmの角材を最大で9本束ねた「束ね柱(複合圧縮材)」を採用

 

これらの特徴により以下のようなメリットがあります。

・建設工期はなんと鉄筋コンクリート造よりも半分短縮で人件費削減になる。
建物が軽量化、基礎部分のコンクリートの量も削減できるので、水資源も無駄にならない。
・木材使用で脱炭素にも繋がりCO2削減効果! 今地球規模で行われているSDGs目的にも沿うことができる。
・それぞれの地元で木材を調達でき、林業・地域振興につながる

 

もちろん会社独自の接合金物工法「KES構法」で耐震性はとても高く、木材(荷重支持部)を石こうボードで囲み、

さらに外側を木材(表面材)で覆った木質耐火部材「COOL(クール) WOOD(ウッド)」を使用するなど、

最先端の木造技術を採用しています。

Youtubeに載ってた!! すごいから見てみて!!💦

 

まとめ

株式会社シェルターは自社で開発した最新技術を用いることで国内の建築物の大多数を木造化することが可能だとしています。

自国の森林資源を活用する木造ビルの普及は、我が国のSDGs (持続可能な開発目標)達成に避けては通れない問題ですから、

今回の純木造建築に成功したことで、汎用性の高い木造ビルのモデルケースとして、今後全国に広まっていくことが期待されます。

 

ではでは