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高架下と言えば飲み屋・・じゃなくてオフィス?が名古屋にやってくる

福岡でも神戸でも高架下と言えば、昔から飲み屋が立ち並んで会社帰りのサラリーマンが上司の愚痴をつぶやく景色がみられるんですが、

名古屋では・・高架下でも働かなきゃならないようです。💦

今日はそんなお話です。

 

日経新聞がこのほど報じた情報によりますと名古屋の笹島新幹線高架下に木造オフィスを建設するそうです。

その名も「笹島高架下オフィス」そのまんま・・😂 2021年5月の着工、22年2月の竣工を予定

帝人と名古屋ステーション開発が共同で建設するそうで、設計はMARU。architecture

帝人開発の炭素繊維と木材のハイブリッド素材「LIVELY WOOD」と呼ばれる素材を使います。

「LIVELY WOOD」は剛性が木材の2倍以上で、今までの建築素材にくらべて設計の自由度が格段に上がるとのこと。

高架下の限られたスペースを有効利用するとして、騒音対策も万全だそうで、オフィスやビルに木材を使った建築は環境にも優しく、

日本だけでなく海外でもたくさん建築され始めています。

地域産材の利用を進めることで、地域経済の循環を生み出し、森林の持続可能な経営を促すSDGs(持続可能な開発目標)の観点とも言えるでしょう。

このSDGsは2015年9月の国連サミットで採択された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。

 

以前のブログでも紹介した、超高層木造ビルもそのSDGsの理念に沿った、

プロジェクトの1つですね。

木造超高層ビルは可能か? 国内建設業界の挑戦

 

まとめ

環境悪化が叫ばれている近年、それをなんとか食い止めようと地球規模で様々な試みがなされています。

これからの未来を支えるために、たくさんの企業が新しい技術を次々と生み出し、世の中をより便利に

より快適に暮らせるように変えていこうとしています。

人間ってすごいです。。